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労働組合の役割

労働組合とは、「労働者が、労働条件の維持改善を主な目的として、自主的・民主的に運営する団体」です。例えば、賃上げ（賃金の引き上げ）や夏冬の一時金（ボーナス）について、会社（使用者）と交渉するのも「労働条件の維持改善」のためです。

近年の労働環境の下では様々な雇用問題や職場環境の変化もあり、組合員個々の問題について労働組合が交渉することも「労働条件の維持改善」にあたります。また労働組合は、組合員の生活を豊かにする活動も行っており、可処分所得の向上の為、組合独自で行っている「福利厚生制度」や「共済制度」もあります。
更に会社と交渉してもなかなか解決しない問題・課題については、上部団体と連動し、政府や行政機関に訴える社会活動等も行っております。

こうした活動も、労働者の地位向上という大きな目的では一致することになります。
労働条件の維持改善のためには、会社と話し合うこと（交渉）が必要となります。
たった一人の力は、限られたものです。様々な要望を、一人で会社に訴えたとしてもなかなか解決できません。そこで、労働組合がみんなの意見をまとめ、会社と交渉すれば、解決に向かうことができます。待遇の改善、職場の不満の解決は、働く者が力を合わせて初めて実現できるのです。その為に、労働者がまとまって労働組合を結成し、労働者が自主的かつ民主的に運営することが必要となります。

組合概要

全タカキュー労働組合は、昭和53年（1978年）9月20日に当時「高久労働組合」として結成されました。
その後、昭和58年（1983年）6月15日に「専門店ユニオン連合会」が先行6社（オールキャビンユニオン、銀座山形屋労働組合、鈴屋ベルフレンドユニオン、高久労働組合、チヨダ靴店従業員組合、やまと社員協議会）で結成され、様々な活動を行いながら現在に至ります。